新年あけましておめでとうございます。代表理事の渋谷でございます。新型コロナウイルス感染症が再拡大する中でのつらい新年の幕開けとなってしまいましたが、皆さまはどのようなお正月を過ごされましたでしょうか?
  昨年、私たちの生活は一変しました。社会生活や経済活動への打撃はとてつもなく大きいものでしたが、子どもたちにとっても休校や休園、卒業式、入学式の中止など本当につらいことばかりでした。こえどファームから子どもたちの姿が消えたことは、私たちにとって何よりも悲しい出来事でした。イベント行事や定例会の中止、その他園芸福祉活動の自粛など土と風の舎の活動も大きな影響を受けましたが会員の皆さんと力を合わせ知恵を出し合って乗り切ってきました。コロナ禍だったからこそZoomやLINEなど新たな試みにチャレンジすることも出来ました。
 こえどファームは今年で設立20年目を迎えます。当時、畑を駆け回っていた子どもたちは未来を担う立派な大人へと成長していることでしょう。彼ら彼女らがそして今の子どもたちがこえどファームで過ごした時間を誇りにできるよう、コロナでうつむくことなく、今だからこそやりたいことにTRYして、チームこえどファーム一丸となってこの難局を乗り越えていきましょう。
 収束が見通せず気が休まらない日々が続きますが、一日も早くいつもの笑顔溢れるこえどファームが戻ってくるよう心から願い、新年のご挨拶とさせていただきます。

代表理事 渋谷雅史


 明けましておめでとうございます。「畑でハーブを育てよう!」を担当している嶋村です。昨年はコロナに振り回された1年でした。普段と違うこと、制限のかかることの多い日々でしたが、ハーブの活動ではSNSを通して「新たな行動様式」を作ることができた1年でもありました。

 公民館との共催で開催している講座が中止となり、メンバーが集まって作業することも難しかった春先、自家栽培で増やした藍の種を提供してくれたメンバーがいました。有志が手を挙げ、ステイホーム期間に各自の自宅で思い思いの場所で育て、発芽率の差にビックリしたり、生育の差をレポートしあったり、育てた藍を持ち寄って夏に生葉染めをしたのは良い思い出です。料理講座が出来なかった代わりに、新しいクラフトも試しました。お互いの得意不得意が分かっているので、普段よりも手の込んだクラフトにも挑戦することができました。一緒に畑で作業する時間は少なくなりましたが、その分グループLINEで自宅でハーブを活用している様子を発信し合うことで心の距離は近づいた気がします。料理や講座の合間に楽しんでいたハーブティーの再開までにはまだ時間がかかりそうですが、ハーブの香りに包まれながら気心の知れたメンバーのことを思う日々も楽しんでいけたらいいですね。昨年みんなで蓄積した成果は、春からの新メンバーと一緒に試してみたいと思っています。今年もどうぞよろしくお願いします。

副代表理事 嶋村由紀子

 明けましておめでとうございます。久喜市にある精神科デイケアで「アグリの会」を担当している安田です。アグリの会ではデイケアに通う患者さんが主体となって花やハーブの種まき、管理、販売などを行っています。土と風の舎からは4名が外部講師として指導にあたっていますが、昨年春の緊急事態宣言の際は4月から2ヶ月間、私たち外部講師は参加を見合わせました。その間、生育の様子を確認することも出来ず「きっと植物の手入れどころではなく、今年の販売会は中止だろうな~」と諦め半分でした。ところが、びっくり。栽培場所である屋上にはこれまでと変わらず、マリーゴールドやバジルなどが元気に育っていました。活動が始まって15年近く経ちますので、参加メンバーもスタッフも変わりますが、活動のノウハウは受け継がれ、栽培技術も向上している事を再認識できました。更に、メンバーから2ヶ月間の活動の様子や生育状況、それぞれの思いを綴ったメッセージカードも頂きました。頑張ったことや講師をいたわる言葉があふれていて、活動を継続してきて良かったと思えた瞬間でした。講師不在の中、多忙な業務の合間にメンバーと共に植物に向き合ってくださったスタッフの方々にも頭が下がります。行動が制限され、できないことを数えても気分は余計に滅入ります。発想を転換し、今だからこそ屋外で活動できる園芸の素晴らしさをアピールし、感染対策を徹底した販売会を経験することで販売ノウハウの向上できる、と良いことを数えようと思います。変化に適応しその変化を楽しむ1年にしたいと思います。

副代表理事 安田真澄

 あけましておめでとうございます。「畑をみんなで楽しもう!」担当理事の野本です。私が土と風の舎に加わったのは2003年(平成15年)です。今年で18年になりました。この間、数多くの人々に出逢う事ができ、大変有意義な活動生活を送ってきました。現在も人生経験豊富な皆さんとの出合い、会話を楽しみながら野菜作りをエンジョイしています。また、家を出てから畑に着くまでの道すがらにも楽しみがあります。

伊佐沼の四季折々の変化、春の桜、秋の紅葉、田圃風景など、特に冬の富士山や浅間山の雪景色を遠くに望みながらの移動は格別です。車はしっかり止めてから眺めていますのでご心配なく。

 2019年には台風19号で冠水被害を受けた第3農場への道路の復旧作業をし、大量の漂着ゴミで畑の姿が無くなった第4農場をメンバー全員でゴミ撤去作業をした際の一致団結力は見事なものでした。それ以降小麦の栽培ができず子供たちも楽しみにしている麦踏みが出来なくなったことは残念です。今年は農作業以外の行事はコロナのため全て中止となりましたが、素晴らしい収穫が出来食卓が華やかに彩られた事と思います。野菜作りは勿論ですが、今年は花壇の活動時間も増やしたいと思っています。夏場は金曜日以外に月1回の活動を考えています。年齢を重ねるごとに身体の動作が鈍くなりました。体調管理を充分に、出逢いあり、会話あり、笑いあり、「3あり」を大切に、楽しい事を自分で探し、皆さんに迷惑かけないように身体が続く限り続けたいと思います。

理事 野本武士

 皆さん、明けましておめでとうございます。市内木野目と萱沼2か所のグループホーム(GH)で、園芸療法を担当しております荒川です。令和2年はコロナで始まり、コロナで終わった一年でしたが、年が明けても緊急事態宣言が再発令され、今年もコロナとの戦いが続くものと思います。

 私がGHで園芸療法の活動を始めて8年が経ちます。昨年から2つ目のGHでの活動もスタートし、現在、それぞれ18名、合わせて36名の認知症のお年寄りと一緒に、屋外で花や野菜を育て収穫し屋内で料理やクラフトに利用するといった、園芸活動を行っております。昨年は残念ながら、3月から5月迄の間、コロナの影響で活動休止を余儀なくされ、今年も1月は休止になっております。この間、三密の防止、消毒・検温の徹底、マスクの着用、屋内活動での小まめな換気、飲食プログラムの自粛等の感染防止対策を取ってきました。ご承知の通り、GHでは高齢のお年寄りが集団生活を送っております。クラスターの起こりやすい環境であるともいえます。今年は、引き続きコロナ禍の中「植物を通じて、みんなで一緒に楽しく幸せになる」園芸福祉の理念を実現すべく、GHでの新しい活動様式を作り上げて行きたいと思います。尚、GHでは活動メンバーを募集しています。見学大歓迎ですので、ご興味のある方は是非おいでください。今年も宜しくお願い致します。

理事 荒川祐二